世界一周ランキングに参加しています。良かったら下のバナーをぽちっとよろしくお願いします。
9月26日(土)
今日は午後、学校がなかったので 街に出てみることに。
前回の記事で紹介したヒロムに水の上に住む民族がいるということを聞き、早速言ってみることに。
水の上に住むというバジャウ族を訪れて。
バジャウ族とは、陸に住まず、海の浅場に高床式の小屋を作ったり、小さな小船に生活道具を詰め込み、船上(家舟)で生活している民族です。
フィリピンには水の上に住む部族がたくさんいるらしいのですが、中でもバジャウ族は汚い水(もはやゴミ?)の上にということ、他のフィリピン人にお金を要求したりすることで他の部族から差別?とは言わないまでも部族だといいます。
その道中は馬車に乗って、人力自転車に乗ってとなかなかエキサイティングw途中でストリートチルドレンの子たちともパシャリ!(奥にピンと合ってない!)
カメラ見せると本当にすぐ「撮って!」と寄ってきます。かわいい。
で、バジャウ族の住んでいるところに実際につくと、まさにこんな感じで家が水の上に建てられています。下を見るともはや水ではなくゴミ、ゴミ、ゴミ。
もはやゴミの上なので異臭もかなりひどい。
でも子どもたちがめちゃ可愛いので思わず写真撮りまくりました。
バジャウ族といっても住まいが水の上なだけであって、実際は見た目も中身も他のフィリピン人とは大して変わりありません。
ということで実際にバジャウ族の青年と座って、その生活や他愛のないことを会話しました。すると、結構話し込んじゃって、なんかウォッカを飲み始めて、お菓子を出し始めて、魚を出し始めて、ゲイに好かれちゃって、しまいには家に上がらせてくれて(家の中はめっちゃ綺麗!!!)、気づいたら3〜4時間居座っちゃいました。
バジャウ族を訪れて思ったこと
普段外国に来たり、こういうところに来たりしていつも思うのが、そのおもてなしの素晴らしさです。突然現れた見知らぬ、明らかに自分たちよりリッチな旅行者に対して、まるで、以前から知り合いだったかのように接してくれる。
2020年のオリンピックの会場選考会で滝川クリステルのスピーチで使われた「おもてなし」は流行語大賞にも選ばれたほど有名ですが、実際、日本のおもてなし精神て本当にそんな自慢できるほどなのかなって、ふと疑問に思いました。
僕が思うに、例えばこんなふうに日本で田舎の方に行けば、みんないい人だし、ほんとうに有難いことにすごいおもてなしてくれます。(日本の旅経験がある僕だからこそ実感としてわかります)。でも都心に行けば、基本的にほとんどの人が隣の家や見知らぬ旅行者に対して無関心だし、多分いきなり家を訪れたりとかしたら論外レベルで変な顔される。
海外でも都心だとぼったくられるし、田舎のほうだとめっちゃ歓迎される。つまり、言いたいのは、日本のおもてなし精神て言うのは結局、海外と一緒むしろそれ以下かもしれないし、オリンピックで日本が注目されるようなときだけ、そういう「いい言葉」を使うのはちょっとどうかなって思うんです。
なんかだいぶ話が逸れたけど、バジャウ族めっちゃ優しくて最高にいい人達でした!日本人なんてほとんど来ないらしいし、というより多分セブに来る人でここ知ってる人は殆どいなそうだし、そういう意味ではいい経験でした。
フィリピンのセブ島はリゾート地というイメージが強いですが、こういう側面もあるんですね。
世界一周ランキングに参加しています。良かったら下のバナーをぽちっとよろしくお願いします。